走らなくてもランナーでいられる。44歳、ランニングを再開して変わったこと

はじまりの記録

復帰して変わったこと 変わらないこと

4年ぶりにランニングを再開して変わったことがあります。

一番は脚の違和感に敏感になったこと。

痛くなるかも という前兆を感じたら、その違和感がどこから来ているのかを考える。

走っている途中で違和感が出たら、即ウォーキングに切り替えて帰る。
予定していたトレーニングは最後までやり切りません。

気分が乗らない日も同じです。

走ったあとの達成感とか、ご褒美のスイーツとか。
そんなことを考えて「よし、やるか」となれば走ります。

それでもダメなら その日は走らない。

代わりに「次はいつ、何をするか」だけ決めて終わりです。

昔の私なら たぶん走っていました。

しかし、すべてが変わったわけではありません。

いいランニングシューズを履いて走りたい。

「いつか過去最速をたたき出す」と、いまだに自分に期待している。

10kmを過ぎたあたりで、それまで苦しかった呼吸が急に楽になるあの感じが好き。

※個人の感想です。

走ることが好きなのも、もっと速くなりたいのも、4年前となにも変わっていません。

変わったのは

決めた通りにやらなくてもいい と思えるようになったこと。

44歳でランニングを再開して、一番大きく変わったのはそこかもしれません。

結局、やることはこれですから

今は週2〜3回、1回5〜15kmくらい走っています。

平日はスピード練習、週末はロング走。

スピ練では4分45秒/km前後、ロングは6分45秒/km前後、普段は5分45秒/km前後、

これがひとつの目安です。

トレーニングには以前からGarminコーチを使っていて
数か月単位でプランを組んで、提案されたメニューに沿って走る。ここは以前と変わっていません。

ただし強度は以前より低めです。

今の週2~3回がちょうどいいのかと聞かれたら、たぶんちょうどいい。

でも、本当はもっと走りたい。
ちょっと物足りない。

一方で、身体のことを考えればこのくらいに抑えておきたいし
仕事や家庭のことを考えれば、好きなだけ走れるわけでもありません。

今はそれくらいが ちょうどいいんです。

結局、ランナーがやることは変わりません。

モチベーションおばけ という名の黒歴史

以前の私は、とにかく走り続けました。

土砂降り↓
マイナスイオン浴び放題

21時を過ぎてからの夜ラン↓
車が少ないからペースを上げやすい
※赤信号はもちろん停まります。

ちょっと疲れている↓
走って体力使い切れば安眠できる

脚に違和感がある↓
痛くなってから考えよう

とにかく、どんな状況でも
最終的には「走る」に変換していました。

雨ニモマケズ
疲レニモマケズ
仕事デ遅クナッテモ走レル丈夫ナカラダヲモチ…

決めたことをちゃんとやれている自分に、少なからず満足もしていました。

そして身体から「そろそろ限界ですよ?」というサインが出ても
聞こえないふりをする。

ただの無理をしてるオジサンです

その結果、こうなりました。

でも今は雨がひどければ走らない。

帰宅が遅ければ走らない。

疲れていたら走らない。

脚に違和感があったら走らない。

どれも当たり前のことです。

でも、その当たり前ができるようになるまで ずいぶん時間がかかりました…。

あたりまえを当たり前にできるのが大人です

先述しましたが、脚に違和感があれば無理をしません。
走る前に「ちょっと嫌な感じがする」と思ったらその日はやめる。

走っている途中で痛みや違和感が出たらまず止まる。
そしてウォーキングに切り替えて帰ります。

Garminに「今日はこれをやりましょう」と言われていても
最後までやらず途中でやめます。DNFでいいんです。

…当たり前のことなんですが。

痛いから無理をしない。
疲れているから休む。
身体の調子を見ながら走る。

四十半ばになって気づくような話ではないのかもしれません。

でも私はその当たり前ができませんでした。

今は違和感を感じたら、「走れるか、走れないか」だけではなく
どこから来ているのかを考えるようになりました。

フォームなのか。
疲労なのか。
日頃の自分と症状を照らし合わせます。

すべてを一人で解決することはできないのですが
自分なりに調べ、ストレッチや筋トレを取り入れてみる。

それでも身体から出ているサインを無視して走るよりはずっといい。

あたりまえを当たり前にできるのが大人です。

むしろ全方位でランと向き合っている

走らない日を作るようになりましたが
以前よりもランニングがより自分事になっています。

スクワットをする。
長座前屈や腸脛まわり、股関節のストレッチをする。

22時台に寝て、朝は5時半までに起きる。
食事はアプリを使って、摂取カロリーやPFCバランスを管理する。

ロング走のあとはプロテインを飲んで、その後に入浴しながら かかと~太ももまで脚全体をほぐす。
筋肉の中に硬く感じるところがあれば、そこも気にする。

……そうなんです

昔よりランニングのことを考えている気がします。

以前は「走ること」がランニングでした。

今は、筋トレも、ストレッチも、食事も、睡眠も、身体を休ませることも
全部その先に「また走る」があります。

今の私は 全方位でランと向き合っています。

厳しく接してもらえているうちが花

「気分が乗らないなら走らない」

ずいぶん自分に甘くなったようにも見えます。

でも、気分が乗らなくても走る日はあります。

Garminコーチを使っている人はわかると思いますが
数か月単位でトレーニングプランを組むと、絶対に無理 というメニューではなく

できそうで できない。

そんな絶妙な強度のスピ練を提案してきます。

「今日これやるのか……」と思う日もあります。

そんなときは、走り終わったあとの達成感を想像したり、ご褒美のスイーツを用意してみたり。
それで「まあ、やるか」と思えたら走ります。

そして始めたからには、その日の自分なりにちゃんとやる。
自分一人だったら選ばないようなメニューに挑戦するのも、トレーニングの面白さだと思っています。

そう、厳しく接してもらえているうちが花です。

相手、AIですけど。

ゴールを決めるのも 脚を止めるのも 全部自分

またフルマラソンを走りたい。
PBも更新したい。

これから先
もっと速く、もっと遠くに走れるようになりたいと思っています。

でも同じくらい
「今日は走らない」も大切にしたいと思っています。

モチベーションが落ちる日もある。
前向きになれない日もある。
身体に違和感があって、走りたいのに走らない日もある。

そんな日があったからといって
それまで走ってきたものがなくなるわけではありません。

大会に出ると決めるのも自分。
タイムを追いかけるのも自分。
ここまで。と区切りをつけるのも自分。

最後に決めるのは 他の誰でもなく 自分です。

以前の私は、ランナーとはいついかなる時も走り
ベストな自分を追いかけ続けるものだと思っていたのかもしれません。

でも今は

走らない日があってもいい。
しばらくランニングのことを忘れたっていい。

走っていなくても ランナーでいていい

また走りたくなったら、そのとき走ればいいんです。

そのうち頼まれなくても走りたくなります。

知らんけど。

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